画面の味方
BAT.MAN Ai2

「BAT.MAN Ai2」を購入したので、気になっていたサブバッテリーの充電電力や消費電力を計測してみました♪

乗っているキャンピングカーはマックレーのグリーク480(ボンゴトラック後期型)です。

↓購入した「BAT.MAN Ai2」です。
2019年8月時点ではAi2が最新モデルで、前モデルとの違いはBluetoothの電波の届く範囲が10メートルになった点です。

測定条件

・太陽光発電の充電がない夜間に測定
・なるべく図りたい電子機器のみONにして測定

簡単に見方を説明

電気の知識がある方は不要なので、飛ばして読んでください。

↓「BAT.MAN Ai2」のiPhoneアプリのキャプチャ画面です。
赤枠で囲った部分が大事な部分です。
「CURRENT」は電流です。単位はA(アンペア)。
バッテリーに矢印が向いている時は充電を表しています。

「POWER」は電力です。単位はW(ワット)。
電流x電圧で計算できます。
エアコンなどの消費電量を見る時には、こちらの値の方が便利かと。

画面の味方

上の画像は、エンジンONの停車時で、走行充電(オルネーターの充電量)のキャプチャです。
画像よりわかることは32.1Aの電流値で充電しており、電力にすると421Wで充電しています。

充電や電気製品の消費電力の計測結果

走行充電

エンジンONにした状態です。
30A~35A前後でした。
これはネットで調べた30A前後との情報と一致します。

エンジンの回転数を上げても、充電量は変わらなかったのでコンピュータ制御されていると思われます。

走行充電

なお、走行充電は主には以下の2つがあります。
1.アイソレーターを使った充電
2.メインとサブバッテリーをリレーで直結して充電

私が所有しているグリーク480は、アイソレーターの機器が見つからなかったので「2」の直結と思われます。

メインスイッチON

室内の電気類を一括で管理しているメインスイッチをONにした状態です。
他のスイッチ、電気類はOFFの状態で、0.6A消費しています。

少しでも消費電力を節約するなら、降りるときはメインスイッチは切った方が良いことが分かります。

メインスイッチON

インバーターのスイッチON

1200W正弦波インバーターのスイッチをONにした状態です。
バッテリー直結のためメインスイッチはOFF、他のスイッチもOFFにして測定しました。

インバーターのファンは回っていない状態で、ほぼ待機電力と思われます。
通電が分かるようにコンセントの上のライトが一部点灯しているので、そちらも多少電力はとられてるかなと。

インバーターON

なお、インバーターは以下のものを使っています。
1200Wで、コロナのウィンドウクーラーや電子レンジは動いています。

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ルームランプ

所有しているグリーク480は、ダイニングの中央にルームランプが2つ、壁側にLEDランプが3つあります。

ルームランプ2つを点灯した状態です。
メインスイッチONにして使うので、メインスイッチの0.6A・7.8Wを引いても、LEDではないので消費電力は大きいです。
予想以上に大きい・・・。(><)
LEDに変えた方が良さげ。

ルームランプ

ルームランプ(LED)

壁側に3つ埋め込まれているLEDライトです。

メインスイッチONにして使います。
メインスイッチの0.6A・7.8Wを引くと、0.3A、3.1Wと省エネでした。

LED

FFヒーター

FFヒーターを冬によく使っていた以下の目盛りにして計測しました。

FFヒーターの目盛り

温風が出だしてから測定したところ、5A~9Aをいったり来たりしていました。
平均で100Wぐらいと考えていれば間違いなさそうです。

FFヒーターON

ウインドウクーラー

温度設定20度、強風にした際の消費電力です。

ウィンドウクーラーは、コロナ CW-1610(定格600W)です。

温度設定をあげ風量を自動にすれば、冷えてきたときは消費電量落ちるので、MAX電力と考えてよさそうです。

ウィンドウクーラー

走行充電+ウィンドウクーラー

持ち出しが110Wありますが、エンジンON・インバータ経由でのウィンドウクーラー使用は思ったより電量を消費しないですね。

サブバッテリーの残量が減ってきたらウィンドウクーラーOFFにして、車のクーラーの風量を大きくしてしのぎつつ、サブバッテリーを充電すればいいかなと。

走行充電+ウィンドウクーラー

その他(外部充電など)

太陽光や、外部充電・発電機によるサブバッテリーへの充電は計測しましたが掲載は割愛します。

外部充電・発電機からサブバッテリーへの充電は、バッテリーチャージャーの性能によって決まります

私のは10A充電のがついており、測定値もほぼ、その値でした。
充電を早くしたいなら、バッテリーチャージャーをより高性能なものに変える必要があります。

発電機は必要?

改めて発電機の必要性について考えてみました。

サブバッテリーへの充電目的なら、エンジンONで30A近くで充電されるため発電機・外部充電・太陽光発電よりも電力が大きく充電が早いです。

発電機を回してもバッテリーチャージャーの性能に引っ張られ、私の場合10A充電なので効率悪いです。

発電機の良い点・目的は、サブバッテリーを使わずに家電を動かせることです。

ただし音が大きく周囲に気を遣うので、できるならインバーターで家電を動かしたいと思ってしまいます。

発電機が必要なシーンは以下かなあと。
・レンジを長時間(10分以上?)使いたい
・ウインドウクーラーを使いながらサブバッテリーを充電したい

考えてみるとFFヒーターは消費電力小さいので、夏場のクーラーを長時間使う以外は、エンジンONでしのげそうだなと・・・。

まとめ

気になっていた充電電力や消費電力が分かりスッキリしました。
エンジンON(オルネーター)によるサブバッテリーへの充電を活用すれば発電機の出番は減りそうです・・・。

BAT.MAN Ai2は、ログをとる機能がなく現在の値しかわからない点が不満です。
今後の改良に期待です。

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