購入したデイブレイクの車内には、コンセントが至る所(8か所ぐらい)ついています。
しかし、車内のコンセントは発電機か、外部電源をつないだ時しか使えない仕様でした。
(ビルダーにお願いして、高出力のインバータをつけサブバッテリーの電源でコンセントを使えるようにするのは可能とは思います)
電子工作を昔趣味でやっていたものあり、今回はコンセントとUSBを使えるようにDIYしました。
ファンレスのインバーターを改造
インバーター(直流から交流に変換する機器)の値段はピンキリです。
値段が高いものは、1000W以上、正弦波が出せるもので、Amazonで探せば1万5千円前後であります。
(昔よりかなり安くなっていたのでビックリしました。安すぎるのは中国製で品質が心配ですがどうなんでしょう!?)
対応電力が大きい方がよいかというと、そうではなく、インバーターの電源を入れている間の待機電力が大きくなります。
ノートPCやスマホ充電ぐらいなら、対応電力の小さい方が、無駄なくエコです。
家でDIYの太陽光発電を組んでおり、400Wの正弦波インバータを付けていますが、インバーターの電源を付けているだけでも、そこそこの電力を消費していきます。
今回は、ファンレスタイプの85Wのインバータを購入しました。
Amazonで約3千円と安かったです。
コンセント2つと、USBが1つ付いています。
↑購入したインバータ
85Wぐらいの対応電力が小さいものはファンレスのインバーターが選べます。
インバーターは変換したときの熱を冷ますため、ファンがついているものが多く、うるさかったりします(機種にもよります)
12V直流を100V交流(100V直流に変換後、交流しているっぽい)に昇圧しているわけで、負荷が高く熱を持つのは避けられないですね・・・。
85Wのインバーターを選んだ理由
今回の目的は、ノートPCとスマホを充電できるようにするのが目的です。
消費電量を簡単に考えると以下でした。
・ノートPC(ThinkPad X1 Carbon 2018モデル)
USB TypeCの20.5Vx2A=約40W
・スマホ(iPhone)
USB 5V x 2A=約10W
50Wあれば計算上は問題なさそうです。
余裕を持たせて85Wのファンレスのインバーターを選びました。
ON/OFFスイッチ追加、コードを3メートルに延長
DIYは、ON/OFFのスイッチを付けたのと、コードの長さを3メートルに延長したことです。
ON/OFFは、サブバッテリーから直に電源をとろうと思ったので、使わない時は待機電量を減らすためOFFできるようにしました。
購入してきた部品です。
スイッチ(対応アンペアが1Aだったため使わず自作)、ヒューズ(10A)、サブバッテリーにつなぐ丸形端子、85Wインバーター。
↑納車日のオートバックスでのETCセットアップの待ち時間に購入
スイッチはスマートに買ってきたものを使い買ったのですが・・・
インバーターを開けて、スイッチを付け配線を通したところ・・・。
線が細い!スイッチの説明書を見ると対応アンペアは1Aまで・・・。怖いので使わないことにしました。トホホ
良く見て買わなかった私の不注意です。
放熱用にヒートシンクが2つ、排熱用にケースに檻状の隙間があるのが分かります。
↑市販のスイッチの線を通したところ。結局使わず
下の写真の青いのは3Dプリンタで作ったトグルスイッチのケースです。
部品が大きく、ケースも大きくなりました。(><)
↑インバータのプラスの線をぶった切って、スイッチを繋ぎました
取付前。
配線を保護するチューブとして、エーモンの5φx2m エーモン 配線チューブを付けました。
ダイニングの椅子の下にあるサブバッテリーにつないで配線は完了!
↑椅子の下にあるサブバッテリー
ダイソーで買ってきた、配線を隠すモールを、壁沿いに着けて完成!
進行方向の座席にはチャイルドシートを付けています。
私は、対面の席に座ってパソコンをするので、そちら側にインバータの線を持ってきて、そこから2メートル余裕を持たせました。
扉横にも届くよう長めの線にしています。
↑配線をモールで隠して完成
ノートPCとスマホが充電できることを確認( *´艸`)
快適になりました!(^^)!
ちなみに電気毛布も使えることを確認しました♪
ファンレスで音もないし快適です♪
↑完成!自作スイッチがかっこ悪いですが・・・。
インバーターは現在も大活躍中!
取り付けたインバーターは、フル活用しています!
太陽光発電がついていてサブバッテリーは200Ahあるので、電気を使わないと損ですw
テーブルの上に置くとインバーターが滑るので、ダイソーで滑り止めマットを買ってきて、その上に置くようにしました。
走行中でも動かず快適になりました。
↑とある日の車中泊の朝の風景。乱雑・・・(><)
なお、インバーターにはコンセントが2つあるとは言えど、ノートPCとスマホ、ポータブルテレビ等を付けて85Wのキャパを超えると、充電⇒停止⇒充電を繰り返すので、キャパオーバーとわかりますw
ファンレスにこだわったので85Wにしましたが、ファンレスにこだわらないなら、もう少し容量が大きめのインバーターでも良いかもしれません。
なお後日、ポータブルテレビ用に30Wのファンレスのインバータを追加しました。
サブバッテリー直でなく、座席の後ろにあったシガーソケットにつないでいます。
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